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人体を理解する

【人体を理解する】

これは当会の稽古理念のひとつであり、古伝空手習得のためには非常に重要な項目です。


人体を理解するとは、単に解剖学的に骨や筋肉の名称を覚えるだけではなく、関節や筋肉の構造とメカニズムなどの機能を理解し、これらが運動に(空手でいえば動きや技に)どう関わっているのか、そして効果的に鍛え育てていくにはどうすればよいのかを理解するということです。


これにはまず身体を思いのままに操る能力、すなわち【体操】という能力を高めることに繋がります。


古伝空手は武術であるがゆえ、いわば究極の身体操法であるといえます。


たとえば、目を閉じた状態で瞬時に両手を肩の高さに挙げることができるか、あるいは、片手は斜め45度上、片手は斜め45度下にキメることができるか・・・といった自分の意志通りに身体を操る(体操)ことができてこそ武術という無限大の身体操法を可能にするということであります。


もっと具体的な例では、空手の腕受けによる肘の角度は90度が理想とされますが、これは肘の角度が直角であれば強い力が発揮され、結果強い受けにつながるということからです。
しかしキネシオロジー的には肘関節110度が最も強い状態を維持できるので、実際には直角からほんの少し腕を伸ばしたところが正確な腕受けの位置になる・・・という理屈になるわけです。


ではなぜ直角であれば強い力が発揮されるのか・・・。


これには筋肉の収縮様式と関節可動域に裏付けされる理論があるのですが、ここを理解できればなぜ受けはこう動くのかが理解できることになり、技の理解がより深くなることを意味しています。

そして技の理解が深まれば結果武術習得の近道にもなるということです。


このように究極の身体操法を導き出す根底には先に挙げた【体を思いのままに操る能力】、いわゆる物理的・力学的な観点からも空手を分解および研究することにあります。


全身を、状況に応じてくまなく、思いのままに操り動かすことが武術習得のみならず、スポーツのスキル向上や如いては日常生活において快適に過ごせる手段にも相成るわけで、
ここに『無駄な力を使わず身体の構造を利用した武術習得』を目標とした当会独自の稽古法があります。

ともあれこのような【人体を理解する】稽古は一般部から、少年部はからだづくりを主体とした【体育】としての稽古をすすめていくことで古伝空手が確実に身についていくプロセスを確立させております。

 

うらわ健友館古伝空手研究会での研究・稽古型一覧

 

うらわ健友館古伝空手研究会では、沖縄の一般的伝承型を研究および稽古しています。
空手の型とは、仮想の敵を想定して一人で行う攻防の動作のことで、型はそれぞれ20~70挙動ほどあり、空手の技と思想はすべて型に含まれているので型を学ぶことが空手そのものを学ぶことといえます。
特に型の分解に力を入れて稽古することで、空手の思想と術理を理解できます。


【首里手】
①ピンアン初段 ②ピンアン二段 ③ピンアン三段 ④ピンアン四段 ⑤ピンアン五段
 

⑥ナイファンチン初段 ⑦ナイファンチン二段 ⑧ナイファンチン三段

⑨古式ナイファンチン

⑩パッサイ大 ⑪パッサイ小

⑫クーシャンクー大 ⑬クーシャンクー小 ⑭四方クーシャンクー

⑮松濤のセーシャン(松村系)

⑯チントー

⑰ゴジュウシホ

※研究型

①松村のパッサイ ②北谷屋良のクーシャンクー ③首里の総合分解組手(十本)

 
【 那覇手 】

①ゲキサイ一 ②ゲキサイ二 ③サンチン ④テンショウ

⑤セイエンチン  ⑥サイファ  ⑦那覇のセーシャン ⑧セーパイ

⑨シソーチン  ⑩サンセール  ⑪クルルンファ  ⑫スーパーリンペイ


泊 手

①ジッテ ②ジオン ③ジイン

④ローハイ初段 ⑤ローハイ二段 ⑥ローハイ三段

⑦チンテー

⑧糸州のワンシュウ ⑨松濤のワンシュウ

 

新垣の手

①ソーチン

②ニジュウシホ

③ウンスウ

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